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2002年ニュース一覧
 
クオリテック株式会社、韓国に事業進出
-グループ企業を設立し、ブロードバンド先進国で先端技術を使ったシステム開発を提供-
2002年10月24日

 クオリテック株式会社(本社:東京都荒川区、以下クオリテック)は、韓国に進出しQTI International Incを設立しました。
ブロードバンド通信が普及している韓国で現地企業に対してシステム開発を行います。米カールコーポレーションが開発した次世代インターネット言語である「Curl」を使ったソリューションを提供します。また、米ジェンシム社のエキスパートシステム「G2」を使ったアプリケーション開発を石油化学や製造業に対して行ってまいります。

クオリテック株式会社の韓国グループ企業(QTI International Inc)の概要は下記の通りです。

会社名(英文): QTI International, Inc.
設立日: 2002年10月18日
本社所在地: B-2609 Kolon Tripolis, 210 Geumgok-dong, Bundang-gu, Seongnam-shi Gyeonggi-do 463-805 Korea
TEL:+82-31-728-1298
FAX:+82-31-728-1299
資本金: 2億ウォン(約2000万円)
株主: クオリテック株式会社 49%、QTI International Inc経営陣51%
代表取締役会長: 福岡 博文 (クオリテック株式会社 現代表取締役社長は藤原)
代表取締役社長: 呉 奎燮
従業員: 3名 (2002年10月24日現在)

本件に関するお問合せ先について

クオリテック株式会社
担当:唐津
Email: admin@q-tec.com
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-19-4 たちばなビル8階 (現住所は、千代田区に移転)
Tel:03-3803-6404 Fax:03-3803-6416

クオリテック株式会社、米国カール社と業務提携、すでに数社から受注
-MITの次世代ウェブ研究成果に基づきカール社が開発したCurl言語による、
クライアントアプリケーションの開発・実行環境製品の
ライセンス販売、トレーニング、ソリューション開発ビジネスを展開-
2002年9月24日

 クオリテック株式会社(本社:東京都荒川区、以下クオリテック)は、米国MIT(マサチューセッツ工科大学)での次世代ウェブに関する研究成果を基に、カール社(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、CEO: トーマス・スタイリン)が開発した次世代ウェブアプリケーションに欠かせないクライアントサイドのプラットフォーム(Curl言語による開発・実行環境製品)の日本と韓国での販売に関して、カール社と正式に業務提携し、すでに数社から受注したことを発表いたします。

 クオリテックは、2002年4月、日本および韓国の企業としては最初にカール本社にて詳細なトレーニングおよびソリューション開発の技術移転を受け、独自に、技術サポート、トレーニング、コンサルテーション、およびソリューション開発の各サービスを提供する準備を整えていました。
すでに日本テレコム株式会社を含む、数社からカール製品を受注し、技術サポートサービスなどを実施しています。特に、次世代ウェブアプリケーションの開発へ向けて、既存の開発ツールでの行き詰まりを認識しているユーザから、その状況を打開する新しい開発・実行環境としてCurlが評価されています。

 これまでウェブアプリケーションはサーバー側での処理を中心に発展して来ており、現在サンマイクロシステムズ社のJavaやマイクロソフト社の.NETがデファクトスタンダードとなりつつあります。しかしクライアント側のプラットフォーム技術の発展はこれまでほとんど見られなく、現在も単純にHTMLを表示するか、せいぜいスクリプトで簡単な動的処理を行う程度というのが一般的です。Javaアプレットがクライアント側で高度な処理をする言語として一時期注目を浴びましたが、開発が複雑、機能が限定されている、やはり複数の言語・ツールとの組み合わせが必要、処理が遅いなどの理由により、十分な普及には至っていません。

 カール製品の第1の特長は、今後のクライアント側の様々な要求を満たすために必要な、コンテンツ記述、レイアウト定義、本格的なオブジェクト指向プログラミング、またWebサービスなどの分散協調処理、さらに、2次元/3次元画像、アニメーション、音声のマルチメディア表現などを可能とする、統一した概念に基づく言語体系を設計しCurl言語として提供していることです。これにより、従来、HTML、JavaScript, JavaやFlashといった多数のツールを組み合わせて開発しなければならなかったアプリケーションをCurl言語だけで開発することが可能となり、開発者や保守の負担の軽減、および各ツールのバージョンの互換性問題の解消が可能となります。

 第2の特長は、Curl言語で記述されたコンテンツ(プログラム)をクライアント側で高速に処理する実行環境です。Curlによるアプリケーションは、従来サーバー側で行っていた多くの処理の代わりに、プログラムとデータを必要な部分のみサーバーからダウンロードした後、ユーザの個別の要求による様々な表示や複雑なデータ加工はクライアント側だけで高速に実行することができるため、サーバー側との無駄な通信を減らしサーバーの負荷を軽減します。その結果、サーバーやネットワークへの投資を大幅に抑制することが可能になります。

 第3の特長は、Curl言語によるプログラムを効率良く開発できる開発環境です。グラフィックオブジェクトやレイアウトをビジュアルに定義するツール、プログラムを編集し即座にコンパイル・実行する環境、詳細に効率良くデバッグできる環境、およびドキュメント自体が実行可能なCurlプログラムであり、その中のサンプルプログラムを自分で変更してすぐ実行できるオンラインマニュアルなどを提供しています。

 カールは既に独シーメンス社の社内業務アプリケーションや米国IT関連情報提供会社のCIO.Com社など幅広い領域で導入されています。特にシーメンス社の場合、「カールで再構築することで、既存技術による予定工数を劇的に削減することができた。またカールによる高速処理と表現豊かな画面表示を実現することで、同業務アプリケーションの実際の利用度は83%も向上した。」との成果が報告されています。

 クオリテックの福岡博文(旧代表取締役社長)は、「カール社と業務提携するにあたり、カール社の多くの技術陣や経営陣と密接な関係を築くことができました。日本および韓国では、クオリテックがさまざまなパートナーと協力しながらカール社製品の販売およびソリューション開発を行っていく予定です。クオリテックはカール社との密接な関係を活かし迅速で的確な技術情報および開発ノウハウをパートナーと共有しながら市場を拡大していく予定です」と述べています。

 カール社CEOのトーマス・スタイリン氏は、「クオリテックはこれまでカール社製品の日本語版開発に対して多大な協力と貢献をしており、日本で質の高いソリューション提案とシステム開発を行っていることを確信しました。また、独創性に富み、高い技術力を有するクオリテックは、カールにとって有力なパートナーです。私たちはクオリテックと共に、“ Smart Client ”というビジョンを共有するユーザやパートナーを獲得し、今回の提携が成功することを期待しています。」と述べています。


クオリテック株式会社について

クオリテックは、1990年設立以来、「ユーザーニーズを深く理解し、氾濫するIT(情報技術)の中から、先進基盤技術を見極め、実際に価値を生み出す組み合わせを設計し、ハイクオリティのシステム開発を推進する」ことを理念にITソリューションを提供している会社です。
http://www.q-tec.com/


カール社について

カール社は、Curl言語に基づき、次世代ウェブアプリケーションに必要不可欠なクライアントサイドのプラットフォームを提供するソフトウェア開発会社です。 カール社はMITでの研究成果をもとに、1998年2月に設立されました。創設者は、WWWの生みの親であるティム・バーナーズ・リー氏や、国際的に著名なコンピュータ科学者であるスティーブン・ウォード氏などを含む12名のMIT出身者からなります。 カール社はComputerworldで2002年度に注目するトップ100企業の中の1社に選ばれ、更にオープンシステムアドバイザー(OSA)から、ウェブ統合開発環境(IDE)ツール分野で、非常に名声の高いCrossroads 2002 A-List アワードを受賞するなど、高い評価を受けております。
カール本社は、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるマサチューセッツ工科大学エリアにあります。
http://www.curl.com/


本件に関するお問合せ先について

クオリテック株式会社
担当:中川
Email: curl@q-tec.com
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-19-4 たちばなビル8階 (旧住所)
Tel:03-3803-6404 Fax:03-3803-6416

トヨタ、組立ライン工程編成用にインテリジェントシステムを開発し各工場に展開
-日本最大の自動車メーカーであるトヨタ自動車は
 Gensym社(現VERSATA社)のG2ソフトウェアを使ってライン生産性のさらなる向上を図る-
2002年8月13日

 エキスパート・オペレーションズ・マネージメント分野のソフトウェアおよびサービス提供のリーディング企業であるジェンシム社(Gensym Corporation (OTC Bulletin Board: GNSM))は、トヨタ自動車株式会社が組み立てラインの生産性をさらに向上させるためのG2アプリケーションを世界の各工場へ配備しつつあることを本日発表しました。G2はジェンシム社のエキスパートシステムアプリケーション用の基幹製品で、専門家が、診断、異常事態への対応、あるいは最適な運用方法を探るときの推論を模擬できるアプリケーションを開発することができます。
トヨタは自動車メーカーとしては世界第3位および日本第1位の企業で、年間580万台の自動車を生産しています。またトヨタは世界27カ国に54の関連製造会社を持ち、レクサスおよびトヨタのブランドの車および部品を生産しています。


トヨタでの生産の平準化

 トヨタがリーダーシップを維持できている理由の1つにトヨタ生産方式(Toyota Production System)があります。これはトヨタの工場や部品メーカーでの在庫や欠陥を削減するための世界的に有名なシステムであり、トヨタの世界展開の基本となるものです。このシステムは工場の生産や物流をスムーズにし、在庫最小かつ生産性最大にするための実務ノウハウを包括したものです。それらの実務ノウハウには、連続的な物流を可能にする生産ラインの編成、異なる車種の混流を考慮しながら日々スムーズに生産できるような平準化、見込み生産から受注生産にするためのノウハウなどが含まれています。 トヨタは、ジェンシム社のG2ソフトウェアによるアプリケーションを利用し、組立工程編成者たちが、複数の車種や生産ラインの多くの条件を考慮しながらスムーズな生産の流れができる計画を作成する作業を支援しています。トヨタは平準化された生産により、さらに生産性を向上させることができます。
トヨタのグループ・マネージャーの石井達久氏は次のようにコメントしています。「作業の平準化に対する課題は、組立ライン全体にわたり各組立作業者に対してバランスの良い作業割当を決定しなければならないことです。需要の変化が激しい今の環境はこの課題はますます困難なものになってきています。G2は、ソフトウェアオブジェクトにより柔軟にモデル化できるため、これらの工程編成者たちの意思決定を支援するために必要な知識のモデル化、応用、追加・変更のための貴重な情報技術ツールとなっています。」
「またG2の動的なシミュレーションにより工程編成案をすぐに検証することができます。例えば、このG2によるアプリケーションは工程編成案の複雑な制約条件の違反をチェックしたり、作業割り当て先の候補を示したり、組立作業者同士の動的な干渉をチェックすることができます。これらすべてを実際の組み立てラインで実施する前に検証・分析することができます。」
「G2によるアプリケーションにより、工程編成作業における高い品質を維持し、その結果、生産性をさらに高めることができます。また、さまざまな編成を短時間で繰り返して評価することができるため、需要変動などの環境の変化に対し、迅速に柔軟に対応することができます。トヨタではこのG2アプリケーションを日本国内の各工場で使用しています。またアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、トルコの各工場でも使用しはじめており、今後、さらに他の海外工場へも展開する予定です。」


ジェンシム社のパートナー企業がトヨタのG2アプリケーションの開発を協力

 トヨタのG2アプリケーションの開発および各工場への展開にあたり、伊藤忠テクノサイエンス株式会社(CTC)とクオリテック株式会社が協力しました。両社ともジェンシム社の日本のパートナー企業であり、CTCは日本最大のITソリューションプロバイダー企業の1社です。
CTC部長代行の豊田光弘氏は次のようにコメントしています。「私どもは、G2の柔軟なオブジェクトモデリングとエキスパートシステム技術がトヨタの継続的な生産性向上に貴重な役割を担うと信じています。トヨタとさらに協力を継続し、この技術を活用した展開を支援していきたいと考えています。

ジェンシム社CEOのローウェル・ホーキンソン氏は、「トヨタがこの重要なアプリケーション分野に私どものソフトウェアを選択したことをうれしく思います。これはG2の技術が複雑なオペレーションの調整や管理の改善に活用されるすばらしい例だと思います。またCTCやクオリテックのような私どものパートナーがエンドユーザ企業へソリューションを提供する重要な役割を担ったすばらしい例でもあります。 私どもジェンシム社は、トヨタが私どもの技術を使って今後も展開を続け、またCTCやクオリテックとパートナー関係を継続していくことを期待しています。」


ジェンシム社について

 ジェンシム社は、従来、専門知識が必要であったオペレーションの一部を自動化することを可能にするソフトウェア製品とサービスを提供する企業です。ジェンシム社のすべての製品とサービスは、基幹製品であるG2をベースにしたものです。G2は、専門家が診断、異常事態への対応、あるいは最適な運用方法を探るときの推論を模擬できるアプリケーションを開発することができます。
製造、通信、運輸、航空宇宙、官庁などの企業や組織でG2は業務改善に活用されています。例えば、フォーチュン誌製造業ランク1000社にリストアップされている、エクソンモービル、デュポン、日立、ラファージ、イーライリリー、シーゲートなどの各社は、G2を使って、早期に問題を検知し、品質異常や異常シャットダウンを回避するシステムをオペレータに提供しています。また製造業や官庁では、G2を使ってサプライチェーンや物流を最適化しています。通信業界のAT&T、エリクソン・ワイヤレス、ノキアなどの各企業では、ネットワークの早期異常診断により、ネットワークの稼働率とサービスレベルを最大化するためにG2を使っています。ジェンシム社はカスタマー企業の個別のニーズに合うシステムを開発できる多数のパートナー企業と協力関係を持っています。ジェンシム社とパートナー企業は、トレーニング、ソフトウェア技術サポート、アプリケーションコンサルティング、ソリューション一括開発など、幅広いサービスを提供しています。ジェンシム社は、そのパートナー企業および自社直接営業を通じて、世界のカスタマー企業へサービスを提供しています。
http://www.gensym.com/

原文は コチラ をご覧下さい

 
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